ある男の記憶。

ここに記してある事は架空の物であり、実在の人物及び団体とは 一切関係ありません。

止まる勇気について。

  また例の喫茶店にいる。寒いし暗いし中々気分が上がらない日だった。
  話す機会があった人には理由も話したんだけれどまた鬱病になってしまった。暫く治まっていたのだけれど遂に来てしまったといった感じ。
  色々な物をお休みする事になりそうで、なかなかそれも辛い。そうさせてくれる周りには感謝しているんだけれどその決断をする勇気がまだ無い。
  もう何もかもが怖い。みんなが私を嘲笑しているように感じるし誰もが私を排除したがっているように思う。もちろんそんな事は無いんだけれどそう思ってしまいそうで怖い。思ってしまったらそれは鬱病以上の病ということの決定打になってしまう。だから認める訳にはいかない。
  素直になれとある人に言われた。別の人には冷静になってすべき事を見据えろと言って貰った。私はなにをするべきなのか何がしたくて何をしなければならなくて何をする事が出来るのか。
  暫く色々休みます、楽しいと思えることを沢山しなさいだそうなのでみんな会ってください。辛いです。